国内最大級スマートシティ『柏の葉キャンパスシティ』
スマートシティとは?国内最大級のスマートシティ『柏の葉キャンパスシティ』を中心に解説します。
スマート・シティを正確に定義づけしたものは特に無く、あいまいではあるが、何かエコで地球に優しいという事はみんな直感的に感じているだろう。
それが正解!
スマートシティとは、地球環境に優しい状態で暮らせる都市構造を目指し、常に今以上の賢い方法を模索していく街を指す。
地球環境に優しい都市で『CO2削減』は必須です。
現在、日本の各地にさまざまなスマートシティが準備されている。
例えば藤沢市、横浜市、柏市、北九州市、鹿児島市、もちろん中国も今後スマートシティ化が構想としてされている。
千葉県柏市で行われている、柏の葉キャンパスシティのプロジェクト構想は、三井不動産が軸となり、
中核を担う区画は2014年春の完成予定だ。
地熱・太陽光などの未利用エネルギーを使うエコタウンで、エネルギー需要を一元管理して住民が常に管理、節約できる状況を作り出す。
中核区画には住居以外にも、ホテルや商業施設、ホールやオフィスまで計画。
投資額は170億円で今春(2011年)着工した。
また、三井不動産だけでなく日立製作所などとも共同でエネルギーの管理ネットワークシステムを整備しているそうだ。
しかも、同時に東大による社会実験が行える研究拠点も整備する。
これにより、これからの高齢化の社会、エネルギーに関してのシステムを実験、その後のスマートシティに活かすようだ。
日本ではこういうスマートシティ計画は既に始まっているが、注目されるようになったのは、原発事故を受けてからだという気がする。やや皮肉的な脚光の浴び方ではあるが、きっかけはどうであれ、将来の日本を真剣に考えてスマートシティの今後を見ていきたいと思います。